Feature 特集
今夜、何が食べたい? 今夜、何を食べる? 〜コース編〜
四季を愛でるコースの締めは蕎麦で
〜巧〜taku〜
山菜、タケノコ、空豆、ハマグリ…。食材が季節の訪れを教えてくれる和食。夜のコースでももちろん旬の味が堪能できる。先付、お椀、焼津小川港に揚がった鮮魚のお造り、多彩な味が楽しめる焼き物八寸、静岡育ちの黒毛和牛の網焼き、煮物、揚げ物…。どんな旬の野菜や魚が登場するかはその日のお楽しみ。最後はこの店ならではの蕎麦で締めとなる。
カウンター9席だけの特等席で美酒を楽しむ
〜小料理 そっせ〜
カウンター割烹の醍醐味は、目の前で店主が料理を作る様子を、音や香りと共に眺め楽しむライブ感にある。料理は「おまかせ会席」が基本で、日本酒や、ワインを楽しみながら8~10品をゆっくりいただける。旬の野菜や魚介を使った料理はどれも美しく、味わいもいろいろ。まさに季節を愛でるコース料理が味わえる。
日本酒と楽しみたい 旬の素材で食す板前料理
〜ITAMAE朝太郎〜
メニューは「おまかせコース」のみ。2~3品ある先付から始まりお椀、お造り、焼き物、煮物、揚げ物など8〜9品が客の食べるペースに合わせて提供される。旬の魚と野菜をメインに献立を考え、これからの季節は貝類のほか、そろそろハモもシーズンを迎えるという。
この日の先付は「白魚と新海苔の茶わん蒸し」「蛸の桜煮」「里芋の唐揚げ ホタルイカのとも和え」。間違えなく酒が進む。
まるで中華版会席!? 多彩な料理を少しずつ
〜中國料理 克弥屋〜
和食器で楽しむあっさりヘルシーな料理が好評。ニンニクや香辛料は極力控え、和食の食材や調理法を取り入れているのも特徴だ。夜のコースは主菜が3品。アラカルトでも人気のモッチリ厚めの皮の餃子、超粗挽きのシューマイなどの点心が味わえ、締めはチャーハンか麺。「燗酒、ワインならロゼや赤と楽しむのがおすすめ」と店主は話す。
3日前までの完全予約制 会食におすすめ
〜小料理 いしがみ〜
メニューは昼、夜共におまかせコースのみ。夜はお酒を嗜む人が多いことから前菜に小鉢3種を用意。季節の食材を使ったお造り、煮物、揚げ物、ご飯と続く。修業した関西料理に静岡らしさを加えた味が好評で、本格和食をカジュアルに楽しめるのがこの店の最大の魅力。日本酒は淡麗辛口が揃う。
揚げたてを一つずつ カウンターで楽しむ
〜天文本店〜
「少しもしつこくなく素材のおいしさを引き出している」とファンの多い天ぷら。その秘密はゴマ油と大豆白絞油を独自ブレンドした油にある。明治12年の創業時から代々引き継がれた企業秘密だ。夜のおすすめは「天ぷらコース」。食べるペースに合わせて一つずつ揚げたてを提供してくれる。締めのご飯は天丼か天茶が選べる。
江戸前の技が光る 親方おまかせコース
〜鮨きひろ〜
この道30年以上の店主・鈴木景久さんが腕を振るう。旬のネタは主に東京から仕入れ、シャリは赤酢で口の中でほろりとほどける。メニューは「握り」と、「おまかせ」(料理と刺身、握り)の2コースのみ。これからの季節はアワビやハマグリなどの貝類がシーズンに。カウンター8席だけの落ち着いた雰囲気もいい。
みんなの大好きが集まったノンジャンル料理
〜静岡 旬香亭〜
アミューズはアワビの黒米寿司を1貫、前菜には一口サイズのビーフステーキサンド。洋食の王道グラタンやエビフライが出たと思えば、お椀に入ったハマグリ汁。洋食というジャンルを超えたオーナーシェフ・齋藤元志郎さんの献立は「みんなが食べたいなあと思うもの」で構成されている。
よってお酒もワインにこだわらず、お好きなものを。一日2組限定の予約制なので、まずは問い合わせを。
季節のフルコースに「アルコールペアリング」を
〜Les trois couleurs〜
カウンター席のある「フレンチ割烹」のディナーは3コース。「もっと気軽に料理を楽しんでほしい」と話すシェフが推奨する「おすすめAコース」は価格も比較的お手頃で10種類もの料理が楽しめる。
料理に合わせて6種類のお酒を提供してくれる「アルコールペアリング」も好評で、ワインだけでなく日本酒が登場することも。おいしい時間が過ごせそうだ。
おまかせコースとワインで会話が弾む
〜ibrido〜
人気イタリアンの夜はワインを楽しむカップルやグループで賑わう。料理はアラカルトもあるが、おすすめは断然「ibridoおまかせコース」。前菜3皿からパスタ、メイン、デザートまで付き、その日の食材で作るシェフのアイデア満載の料理を堪能できる。手頃なグラスワインがあるのもうれしい。
シェフが惚れ込んだ静岡の旬を楽しむ
生産者と食べる人をつなぐレストラン
〜SUMIBI FRENCH SINQ〜
メニューは昼夜共通のおまかせコースのみ。静岡産の新鮮な肉や魚介、野菜のおいしさを存分に味わえる。オーナーシェフが惚れ込んだ食材や生産者と、食べる人を繋ぐ架け橋ともいえるレストラン。「見て、食べて、感じて食を考えるきっかけになってくれれば」とシェフは話す。味付けやボリュームなどは好みにあわせてカスタマイズしてくれる。
大切な人と一緒に旬をフレンチで楽しもう
〜restaurant ninosa〜
本格フレンチを肩ひじ張らずカジュアルに楽しめるのが魅力。ディナーはコースなら迷わず「旬の食材を使ったニノシェフおすすめコース」を。アミューズ、名物の「フレッシュ野菜の二ノササラダ」、魚・肉料理など7品を堪能できる。「特別な日だけでなく、何でもない日にも気軽に楽しんでほしい」というシェフ。アラカルトとグラスワインで夜を楽しむのもいい。