昭和の初めは造酒屋があった?!

　「店の奥に蔵があり、歴史を物語る資料や看板などもたくさん残っています」。と話すのは創業明治25年の老舗酒店4代目・長谷川勝利さん。そのひとつ、昭和5年に静岡県酒造組合が作った写真集に、当時の長谷川酒店の写真と、『福聖』の文字が残る。「一族が造酒屋をやっていた頃の酒の名前が『福聖』で、うちはその販売店でした」。現在の七間町通りのドミノピザあたりに造酒屋が、ときわ通りのセブンイレブンあたりに樽置き場があったというから、いかに大きな蔵元だったかがわかる。

ガイアフローのウイスキーが買える?!

　令和の「長谷川和洋酒」は日本酒、ワイン、ウイスキーを主に2000種類にも及ぶ酒類を販売。中でも注目は「ガイアフロー静岡蒸溜所」のウイスキーで、シングルモルト『S』『W』『K』販売時には、唯一手に入るかもしれない店として話題に。この時は抽選で運のいい人に限られたが、今年2月に販売となったブレンデッドウイスキー『M』は予約で販売。今後も定期的に入荷予定とのことなのでFacebook、Instagramをチェックして。LINEはお友だち登録を。